
門脈体循環シャント手術(PSS)
K’sどうぶつ病院では、
門脈体循環シャント手術(PSS)についても対応が可能です。お気軽にLINEorお電話でご相談ください。
門脈体循環シャントの手術は、肝臓に十分な血流が届かないことで生じる食欲不振や元気低下などの症状を改善し、アンモニア上昇による神経症状や肝機能の悪化を防ぐために行われる重要な処置です。
大切なご家族の一員であるワンちゃん・猫ちゃんが、より快適に元気に暮らしていけるよう、症状や生活環境に合わせて最適なタイミングや方法をご提案いたします。
門脈体循環シャントとは
門脈体循環シャント(もんみゃくたいじゅんかんしゃんと)は、肝臓に流れるはずの血液が別の血管を通ってしまい、肝臓での解毒や栄養処理が十分に行えなくなる病気です。
特にチワワやヨークシャー・テリアなどの小型犬で多く、生まれつきの血管の異常が関係していることがほとんどです。
症状としては、食後にふらつく、ぼんやりする、よだれが増える、成長が遅い、発作が出るなどがあります。
放置すると体に大きな負担がかかり、神経症状が進行することもあります。
門脈体循環シャントの治療
門脈体循環シャントの治療は、外科手術を中心に検討します。
検査結果や症状の程度、全身状態に応じて、麻酔リスクや入院期間も含めた最適な方法をご提案します。
手術が必要な場合
門脈体循環シャントは重症度によって治療方法が異なりますが、発作がある、ふらつきが続く、食後に症状が悪化する、血液検査の異常が強い場合は手術が有効です。
手術は異常な血管をゆっくり閉鎖し、肝臓に血液が流れやすい状態に整えることで、神経症状の改善や健康状態の向上を目指します。
早期に行えば改善もしやすく、適応症例では長期的な予後も良いとされています。
食後の様子がおかしいと感じたら、早めに動物病院での診察をおすすめします。
当院の手術体制について
当院では、
血液検査や画像検査をもとに状態を正確に評価し、門脈体循環シャント手術にも対応しています。
- 症例ごとの最適な術式選択
- 術中の安全管理
- 術後の痛みケア・回復管理
を行い、大切なご家族が安心して治療を受けられる環境を整えています。
手術の流れ
- 診察・視触診
- 検査(血液検査・画像検査)
- 治療方針の説明
- 手術
- 術後ケア(安静・経過観察)
- 定期フォローアップ期
詳細はこちらをご覧ください。
よくある質問
はい、受診をおすすめします。
一時的に落ち着いても、アンモニアが急上昇している可能性があります。
放置すると発作や昏睡につながる場合があるため、早めの診断が安心です。
- 神経症状の改善
- 肝機能の改善
- 成長の促進
- 長期的な健康維持
など、根本的な改善が期待できます。
内科的治療だけでは限界があるため、適応があれば手術は大きなメリットがあります。
麻酔リスクはゼロではありませんが、術前検査と麻酔管理を丁寧に行うことで安全性を高めています。
また、外科診療専門の獣医師と連携し、難易度の高い手術にも対応していますのでご安心ください。
個体差はありますが、一般的な目安は
- 数日〜1週間:元気・食欲の改善
- 数週間〜数ヶ月:血液検査の改善・体の安定
回復の様子や体調の変化に合わせて、しっかりサポートします。
先天性の病気のため、完全な予防はできません。
ただし、
- 子犬の頃からの定期検診
- 食後のふらつき・ぼんやり・発作への注意
が早期発見につながります。



